色落ちした服の復活法ですが、染め直しという方法と、化学変化で色落ちを元通りにするというものがあります。
ウールとかは、一度色落ちした場合、染め直しという方法で対応しないといけないんですが、実は、ウール以外の素材は意外と化学変化という方法で対処すれば色落ちを元通りにすることが可能です。
ただし、化学変化の場合、気を付けてほしい点がありまして、必ず、商品の使用方法をよく読んだうえで使用することが望ましいです。
商品によっては、化学変化を起こす物質のパワーを強化するために、活性炭とか、酵素系の洗剤で化学変化を促進という形で色を元通りに使用とするものがあるので、化学変化を用いて衣服を元通りにする場合、商品の使用方法を確認して色落ちに対処しましょう。
今回は、色落ちした服は復活できるか、綺麗に色移りを落とす方法はあるかを検証していきます。
色落ちした服を復活させる方法！色・黒・紺色で検証
色落ちした服を復活させる方法ですが、一番確実な方法が再度色を衣服につけるというものです。
この方法は、ジーンズなどで用いる方法で、洗濯機に顔料を入れて溶かして顔料と洗剤を合わせて丸洗いして衣服を染め上げるというものです。
この方法の利点は、黒色、紺色など様々な顔料を用いて色を元通りにすることが可能というものなんですが、反面に、探触子回路を元通りにすることができません。
つまり、衣服が淡色ではなく、複数の色からなる場合、染め上げて衣服を復活させるという方法は用いることができないのです。
では、複数の色が衣服にあり、色落ちをしている場合どうするかです。
複数の色が衣服にあり、色落ちをしている場合は、化学変化を用いて色を元通りにするという方法があります。
これは簡単に言うと、衣服が太陽の紫外線で変色したり、退色という現象が起きた際に使用する方法です。
化学変化形の洗剤、「ドクターベックマン」の復活シートというものを使用して色を元に戻すか、色落ち修復ペンというもので修復するという方法があります。
また、あまり望ましくない方法なんですが、変色タイプの色落ちの場合、ワイドハイターを使用して変色を戻して変色型の色落ちを直すという方法があります。
ですが、この方法は一歩間違えると逆に色が抜けてしまい、完全に衣服から色が消え去るという問題もあり得るので注意です。
黄ばみ型の色落ちの場合、色が酸化しているがゆえ、表面の酸化を取り去れば色落ち前の色が出てきて元通りになるんですが、失敗すると色が消え去るのでこの方法はかなり博打な方法なのでお勧めできません。
漂白剤が服について色落ちした！修復するペンはある？
色落ちの修復ペンですが、修復するペンはあります。
ですが、修復ペンは、早い話が布用であれば布に色を無理やり付けて修復するというもので、元々の衣服のカラーリングになるかどうかは未知数です。
これは、自動車用の傷を消すマーカーペンと同じだと考えてもらえればわかりやすく、マーカーペンも実は自動車のカラーリングと代替同じだというだけで実際にマーカーペンを自動車の傷に使用した場合、マーカーペンの色が浮いてしまうという事態が起きます。
なので、あくまで修復ペンというものは、衣服のカラーリングの一部を修繕するというだけで、まったく同じカラーリングに使用というものではありません。
まったく同じカラーリングに使用という場合、これは染め上げるという方法以外解決策はないです。
つまり、腕の部分が変色していて、腕の部分に対して変色の修復ペンを使用してもその部分に似たようなカラーリングの塗装を施すだけで解決にはならないです。
ちなみに化学変化させて修復するペンというものはないの？という疑問ですが、これは残念ながら、意味がありません。
その理由は、いちいち腕であれば、腕の部分すべてをペンでこすり化学変化をさせるくらいなら、すべての衣服をどぶんと洗濯機につけて、化学変化をさせたほうが早いので、無駄な労力になります。
化学変化で修復する布用の色落ち修復ペンというものは存在しないのです。
逆に、メーカー側がそういたペンを作り出したとして、問題となる部分があります。
その問題についてはズバリ、ペン先がマジックのような広さでは十分に化学変化する液体を塗ることができないのでは？という問題があります。
そもそもペンの液体が内部に浸透するの？という問題を考えた場合、どぶんと洗濯機に付け込むが一番無難だという答えになるのです。
色落ちした服を完全に復活させたい！クリーニング店で可能？
色落ちした服を完全に復活させる場合、クリーニング店側が染め上げというサービスを行っている場合、修復をしてもらえます。
ただし、染め上げについてはかなりお値段がお高くなりクリーニングの中でもかなりお高いです。
通常のクリーニングですとワイシャツなんかは数百円からクリーニングが可能ですが、色を元に戻す染め上げとなりますと、クリーニング込みで2,000円という金額以上になるでしょう。
色落ちした衣服を完全に復活させる場合、2,000円以上の出費を覚悟のうえで、再度衣服を染め上げるということが可能なクリーニング店に衣服を持ち込んで色を元通りにしてもらうしかないでしょう。
なお、クリーニング店側も、この衣服の色落ちは、化学変化で対応できるという場合は染め上げという方法よりも安価な方法で汚れ落としという方法で色落ちを処理してくれます。
まずは、クリーニング店に色落ちした商品を持って行って、これは、染め上げないとだめなのか、化学変化で治せる黄ばみ型の色落ちなのかを判断してもらうとよいでしょう。
もし、黄ばみ型であれば、特殊な洗剤を用いて化学変化させれば、故人のクリーニング店でも対応可能でこちらについては通常のクリーニング代と同じかちょっと高い程度で済みます。
逆に個人のクリーニング店の場合、染めて直すという方法を行っているかは未知数なので、染めて直す場合、故人のクリーニング店が染めて直すサービスも提供していないといけないので注意しましょう。
まとめ
色落ちについては、基本染め直すという方法が一番無難です。
この方法は利点においては自分でも可能な色落ちの修復方法で洗濯機があれば可能で、顔料を入れて選択すれば案外と簡単に修繕できます。
ただし、問題においては綺麗に染まるかどうかが未知数な点、回数を何回かこなさないといけないということを考えた場合、修繕ペンを使用して部分的に着色するという方法もあります。
ただ、クリーニング店などのプロの方のほうが確実に色落ちを直す技術を持っていますので自分でどうしようもないと思った場合、クリーニング店にお任せするという方法が無難でしょう。