ピシッとジャケットを着こなす男性は、いかにも仕事ができそうで、おしゃれでスマートです。
逆に、タランとしたジャケットを着ているとなんだかうらぶれて、いかにもだらしなげです。
ジャケットをピシッと着るためには、ジャケットをクリーニングに出しましょう。
家庭で洗濯すると型崩れを起こしていかにもだらしなく見えます。さらに、家庭では、シミ抜きなどができません。
ジャケットをクリーニングに出す大切さがわかりましたが、ジャケットのクリーニング代ってけっこうかかるんですよね?
ここでは、ジャケットのクリーニングにまつわることをまとめました。
ジャケットのクリーニング代相場
あなたは、クリーニング店を価格で選びますか?仕上がりで選びますか?ある調査によると「価格」で選ぶ人が9割近くになりました。
つまり、消費者にとっては、クリーニング店選びには、質より価格を重視していることがよくわかりました。
ジャケットのクリーニングの方法
ジャケットをクリーニングする方法には、ドライクリーニングとウェットクリーニング(水洗い)の2種類の方法があります。
それぞれについてご説明しますね。
ドライクリーニング
ドライクリーニングとは、ドライですから、水は使いません。
石油系or有機系溶剤で洗います。
これらは、油汚れに効果を発揮します。
人間の皮脂も油汚れですから効果的です。
ジャケットのクリーニングでは、たいていドライクリーニングです。
ウェットクリーニング
ウェットクリーニングは、ウェットですから、水洗いのことです。
汗や尿などは石油系or有機系溶剤のドライクリーニングでは、効果を発揮しません。
洗濯絵表示には水洗い不可となっている場合、専門的な技術で洗う必要があります。
ウェットクリーニング(水洗い)の料金は少々割高!
一般的にクリーニング代は、店や地方によって差がありますが、大まかな相場というものも存在します。
ジャケットの場合、ドライクリーニングで800~1,300円程度、水洗いの場合、2,000~2,500円程度かかります。
水洗いの方が、割高傾向にあります。
ただし、お店によっては、衣替え時の割引キャンペーンや、会員特別キャンペーンなどをやっていることがあるので、そんなタイミングを狙ってみてもいいですね。
シミ抜きや特殊加工のオプション料金は?
クリーニングでは、通常のクリーニングにさまざまなオプションを選ぶことができます。
大切な衣類ですから、状況やトラブル、生地の種類などによって賢く使い分けましょう。
撥水加工
水や油をはじくように加工します。
雨や飲み物から衣類を守ります。
汗抜き加工
汗で汚れた衣類に効果を発揮する加工です。
汗の汚れや汗のニオイを除去します。
静電気防止加工
特に、冬場の静電気は不愉快です。
静電気によるまとわりつき、バチバチ感を緩和します。
抗菌加工
衣類を清潔に保って、菌を寄せ付けません。
脱臭加工
衣類についているさまざまなニオイを除去します。
柔軟加工
ごわついてきた衣類を、柔らかくソフトなタッチにします。
防カビ・防虫加工
カビや虫食いを防ぎます。
シミ抜き
シミ抜きとは、衣類についてしまったシミを除去します。
シミには食べこぼしや化粧品、汗ジミなどがあります。
シミ抜きのオプション料金も店舗によって異なりますので、事前に確認するといいでしょう。
レザージャケット、ダウンジャケットなどのクリーニング代相場
レザージャケット(革ジャン)やダウンジャケットなどの特殊なジャケットは、一般的なジャケットとは値段設定が異なります。
レザージャケットの場合
素材によって価格が大きく異なり、合成皮革なら4,000円前後、天然皮革なら数千円前後です。
一部に革が使われている場合、レザージャケットの一部が他の素材の場合などいろいろなバリエーションが考えられます。
クリーニング代は、あらかじめクリーニング店で確認しましょう。
レザージャケットに撥水加工をされる方もいます。
ダウンジャケットの場合
ダウンジャケットの相場は、1,500~2,500円前後です。
ダウンジャケットのクリーニング代は、店舗や出す時期によって価格に開きがあります。
また、ブランド品の場合、平均より割高になります。
リアル店舗と宅配クリーニングの価格の違いは?
最近、忙しい主婦の間で人気が高まっているのが、宅配クリーニングです。
ネット上で申し込んで、集荷・配達がすべて自宅でできるという便利なものです。
たとえ忙しくても、クリーニング店の営業時間を気にする必要がないので、単身者の間でも徐々に広がってきています。
衣類を持ちこみ、出来上がれば取りに行くリアル店舗と、宅配クリーニングの価格を比べてみましょう。
リアル店舗と宅配クリーニングに大きな差はない!
宅配クリーニングには送料もかかるし、高いんじゃないかと思われる方が多いかもしれませんが、実際は、そんなに差はありません。
宅配クリーニングでは、1点ずつの値段設定の場合と、複数点数のパック料金の場合があります。
「ジャケットのみ」の単品クリーニングの場合、宅配クリーニングの方が少々割高になります。
一方、宅配クリーニングでは、リアル店舗でオプション料金が発生する特殊加工も無料サービスのことが多いので、トータルで考えると宅配クリーニングの方が安くなる場合が多いです。
パック料金なら、さらにお安く!
宅配クリーニングの場合、複数点数をパックとして出すと料金が安くなります。
点数が多いパックの方がより安くなります。
〇点パックを利用すれば、1着当たりの単価がぐんと安くなって、1,000円以下も可能です。
リアル店舗なら、ジャケットやコートは単価が高いですが、宅配クリーニングのパック料金なら、一律料金なのでかえって安くなることもあります。
宅配クリーニングは高いという固定観念を捨てて、ちょっと価格を調べて、賢く利用するといいでしょう。
まとめ
ジャケットのクリーニングに関することをまとめました。
今や、いろんな選択肢をあなた自身が選べます。
ご家庭の事情やクリーニングに出す点数、お住まいの地域など条件によって、いろいろ変わってきますが、宅配クリーニングも選択肢の一つとして考えると、選択の幅が広がります。
ぜひ、賢くご利用ください。