お子さんが鉄棒などの遊具で遊んだ時、自転車に乗った時など衣類にサビがついてしまう事があります。
また、洗濯したお洋服をベランダの柵や物干し竿にかけている時など普段の生活の中で衣類にサビが付く機会は意外と多いです。
せっかくのお気に入りのお洋服にサビ汚れが付いてしまっては非常に残念ですよね。
皆さんはサビ汚れを落としたい時にどんなアイテムを思い浮かべますか？
例えば粉末の酵素系漂白剤のオキシクリーンはサビを落とすことは可能なのでしょうか。
今回はオキシクリーンでサビ汚れが落ちるか検証していきます。
また、洗濯機を使ってどの程度サビ汚れを落とすことができるのかも併せてご紹介していきますのでぜひ参考にして下さい。
錆がついた服は放置しておくとどうなる？
サビ汚れが付いてしまった衣類は他の汚れと同じく時間が経つにつれて頑固な汚れになっていきます。
サビ汚れを見つけた際には、素早く対処をすることが大切です。
公園で遊んだ後や衣類が鉄に接触した後はサビ汚れがついていないか確認しておくと安心です。
また、しまっておいた衣類を取り出した時にサビ汚れが発生しているケースもあります。
例えば服にファスナーが付いている場合は、気がつかないうちにファスナーが錆びてしまっており服にサビが移ってしまう事があります。
また、ネックレスや時計を付けている場合は衣類に金属粉が知らない間についてしまい、気がつかないうちに酸化してサビ汚れになってしまう事もあります。
タンスから出した時に衣類にサビ汚れが付いていると、サビの汚れと簡単に見分ける事は難しいです。
サビ汚れとはどのような見た目をしているのでしょうか。
サビ汚れにはいくつか種類があります。
色は赤茶色、オレンジ、黒、緑と様々です。
サビといえば赤茶色やオレンジを思い浮かべますが、こちらは「鉄サビ」と言われる衣類に付着した鉄が酸化して発生する一般的なサビです。
また黒色は銀金属製品のサビ、銅金属製品のサビになります。
このように、サビ汚れには様々な色があるので衣類についてないか注意してみてください。
サビ汚れは頑固なものになると自宅で落とす事は困難になります。
その場合はクリーニングに相談する事も考えなくてはなりません。
クリーニングとなるとお金もかかるので、できれば早めに対処してサビ汚れを落とす事が理想です。
洗濯機でサビ汚れは落とせる？
普段と同じように洗濯機で洗濯してサビ汚れは落とすことができるのでしょうか。
サビ汚れは衣類の表面にくっついている頑固な汚れなので、通常の洗濯では落とす事は難しいです。
しかし、洗濯機に入れる前に一工夫を加えると落とせる可能性がぐんと上がります。
方法はいくつかありますので、ご紹介します。
レモン汁を使った方法
最初にお伝えするのはレモン汁を使った方法です。
まず初めに、レモン汁をサビ汚れに直接垂らして乾かないように注意しつつ放置しておきます。
様子を見てサビ汚れが落ちていない場合は塩をサビ汚れの部分に揉み込んで擦っておきます。
その後は台所用の中性洗剤で洗い、水でしっかりと洗い流します。
ポイントはレモン汁を残さずしっかりと洗い流しておく事です。
レモン汁の成分が残ってしまっていると衣類の黄ばみの原因になるのでご注意ください。
お酢を使った方法
続いてお酢を使った方法をご紹介します。
お酢はご自宅にも常備してあると思うので、気軽に試せますね。
まず初めに、お酢を直接サビ汚れの部分に付けて放置しておきます。
最後に台所用の中性洗剤で洗い、水でしっかりと洗い流します。
注意点はお酢のにおいが衣類に残ってしまう可能性がある事です。
長時間放置しないように様子を見ながら行ってください。
レモン汁やお酢を使う方法をお伝えしましたが、衣類の生地を傷める可能性もあります。
従って目立たない箇所に付けてみてテストを行うことをおすすめします。
重曹を使った方法
最後に、重曹を使った方法もあります。
重曹を水で溶いてペースト状にし、サビ汚れに染み込ませ、3時間ほど放置してとくと効果的です。
いつものお洗濯の前に是非お試しください。
オキシクリーンを使ったサビ汚れの落とし方
粉末タイプの酵素系漂白剤「オキシクリーン」ではサビ汚れは落ちるのでしょうか。
オキシクリーンとは衣類や食器の漂白や除菌、水回りやお部屋のお掃除にも使える万能アイテムです。
結論から言うと、服のサビ汚れは取ることができます。
オキシクリーンは酵素系漂白剤なので色物や柄の入った衣類にも使うことができます。
また、粉末タイプは液体タイプよりも効果が高いと言われているので、頑固なサビ汚れにも効果が期待できます。
具体的な手順は「オキシ漬け」とも呼ばれているオキシクリーンを溶かした液に衣類を漬け込む方法です。
最初に40度くらいのぬるま湯に適量のオキシクリーンを入れて溶かします。
続いてサビ汚れがついた衣類を浸けて、6時間ほどつけ置きします。
最後に洗濯機に入れてすすぎ洗いします。
ただし、注意点として水洗いが出来ない衣類には不向きですのであらかじめ洗濯表示を確認してください。
また、ある程度つけ置きしても効果が見られない場合、いくら時間を伸ばしてもサビ汚れは取れません。
その場合はクリーニングなどの他の方法を考えてみてください。
オキシクリーンはサビ汚れを落とすだけでなく、漂白や除菌も一緒に行えるので嬉しいアイテムです。
最後にオキシクリーンの気になる入手場所についてお伝えします。
ドラッグストアやホームセンター、Amazonなどのネットショッピングなどで手に入れる事ができます。
頑固なサビ汚れからお部屋のお掃除など様々な用途に使えるので、1つ常備しておくととても便利です。
まとめ
今回は衣類についたサビ汚れを落とす方法についてお伝えしました。
洗濯機を使った普段通りのお洗濯ではサビ汚れを落とす事は難しいです。
洗濯機でお洗濯する場合はレモン汁やお酢を使った方法を試してみてください。
また、粉末タイプの酵素系漂白剤「オキシクリーン」はサビ汚れを落とす時に便利なアイテムです。
オキシクリーンを溶かした液に数時間つけ置きすると、サビ汚れを落とせる可能性が高いです。
オキシクリーンはドラッグストアやネットショッピングでも簡単に手に入れる事ができます。
色物にも使え、汚れを落とす他にも除菌や漂白もできるのでとても便利です。ぜひ一度お試し下さい。