最近は、クールビズということで、夏場にスーツを着る機会はめっきり減りましたが、やっぱり、改まった重要な会議では、スーツでネクタイというのが正式でしょう。
冬場でも、夏場ならなおさら、手に持っているだけでも汗が付きます。
そんなスーツ、どんなお手入れされていますか?どのぐらいの頻度でクリーニングされていますか?
いまさら、人には聞けない、スーツのクリーニングとお手入れ方法について、詳しく説明します。
スーツはどのぐらいの頻度でクリーニングに出すの?
毎日、着ているスーツでも、そう頻繁にクリーニングすることはできません。
せっかく、ビシッとしたスーツが型崩れするからです。
では、どのぐらいの頻度でクリーニングするのが、スーツにとってベストでしょうか?
秋冬ものなら、1シーズンに1度はクリーニングに出しましょう。
衣替えの時に、クリーニングにだして、次のシーズンまで保管しましょう。
もちろん、シーズン途中でも、汚れやニオイが気になり始めたら、そのまま放置せずクリーニングしましょう。
夏場は、汗をかくので、最低、2週間に1回程度クリーニングに出しましょう。
汚れやニオイに応じて回数の増減ありでいいでしょう。
スーツのクリーニング代は、どのぐらいかかる?
スーツのクリーニング代、けっこうかかるんですよね?スーツのクリーニング代もばかになりません。
地域差や、クリーニング店の種類などによって値段が上下しますが、全国チェーンのクリーニング店の場合、スーツ上下のクリーニング代は、1,200~1,800円(税別)ぐらいです。
ちなみに、総務省の小売物価統計1,300調査によりますと、全国平均は、1,228円でした。
いずれにせよ、1,300円前後かかります。
最近、クリーニング業界では、宅配クリーニングが知名度を上げ、利用者も増えてきています。
宅配クリーニングを利用した場合のスーツのクリーニング代はどれぐらいでしょうか?
スーツ上下(2点と計算)の宅配クリーニングの最安値は、「せんたく便」(←AFリンク埋め込み、あなたの紹介紹介する商品へ置き換えてください)で1396円+税(10点で6980円+税)、高いところだと2180円+税(20点で21800円+税)になります。
スーツ上下5着を一度に持っていくのも、引き取るのも大変です。宅配クリーニングの「せんたく便」(←AFリンク埋め込み、あなたの紹介紹介する商品へ置き換えてください)の10点パックや20点パック利用がお得です。
「せんたく便」(←AFリンク埋め込み、あなたの紹介紹介する商品へ置き換えてください)は、セット料金ではなく、個別料金で、ジャケット950円、ズボン660円(いずれも税別)、上下で1880円+税になりました。初回限定30%オフ利用の場合は、上下で1127円+税になり、とってもお得です。さらに、今なら、初回55%オフキャンペーン中です。
確かに、宅配クリーニングの場合、送料込み(送料は別途かからない)が多く、その分、若干割高感はぬぐえませんが、クリーニング店の営業時間を気にすることなく、すべてが自宅で完結するので、忙しい人には少々の割高感は帳消しになるでしょう。
値段だけで比較しないで、利便性なども考慮に入れて比較すると、宅配クリーニングも「アリ」になるでしょう。
実際に比べてみると・・・
- 実店舗:1,200~1,800円(税別)ぐらい
- 宅配クリーニング:1,200~2,200円(税別)ぐらい(10点パック、20点パックの換算も含む)
スーツをクリーニングに出して仕上がるまでの日数
リアル店舗なら、ドライクリーニングで当日~3日程度です。
「特急便」などと銘打って、「午前中に出せば、その日のうちに」というサービスをやっているところもあります。
急ぎなら、利用すると便利です。
ただ、これはドライクリーニングの場合で、シミ抜きや水洗いの場合は、さらに日数が必要です。
水洗いは、最低でも1週間程度かかります。
宅配クリーニングの場合、集荷から5~7日程度です。
汚れ具合、住所、オプション利用などによって変動します。
宅配クリーニングは時間がかかると思われていますが、「せんたく便」(←AFリンク埋め込み、あなたの紹介紹介する商品へ置き換えてください)は、宅配クリーニングの限界に挑戦しています。東京23区限定サービスで、翌日に届きます!これは画期的です。
リネットのプレミアム会員(月額390円)になると利用できます。
1点300円+税で、「18時までに預けると、翌日21~24時に時間指定で配達」ができます。
お急ぎなら、利用も考えましょう。
スーツをクリーニングに出す方法
「『スーツをクリーニングに出す方法』って、なにか特別なことあるの?」「そんなの、今さら聞くまでもないわ」って思いませんでしたか?
いえいえ、クリーニングに出す前に気を付けていただきたいことがあります。
※以下項目は図解入りで解説
ポケットの中身を総点検!
意外なポケットから意外なものが出てきます。
小銭とか、名刺とか・・・。
クリーニング店では、クリーニングする前に必ずチェックされますが、やっぱり、ご本人がきちんとチェックして出すのがエチケットです。
すべてのボタンを総点検!
クリーニング後、ボタンがなくなっていたら困りますよね?
グラグラしているボタンがあれば、きちんとつけておきましょう。
スーツは同時に出しましょう!
クリーニングすると、多少色あせすることは仕方ありません。
ジャケットとズボンのクリーニング回数が異なると、微妙に色あせの程度に差が出てしまいます。
スーツは同回数出しましょう。
特別な汚れ、シミがないか総点検!
もしあれば、糸でマークをつけるなりして、クリーニング店の人に伝えましょう。
きちんと場所を伝えておくと、しっかり落としてもらえますよ。
ほとんどの宅配クリーニングでは、無料でシミ抜きサービスをしてくれますから、しっかりシミのある場所を伝えましょう。
水洗いオプションを利用しよう!
スーツのクリーニングは、特別な申し出がない限り、ドライクリーニングされます。
これは水を使わず、石油系or有機系溶剤で汚れを落とします。
型崩れ、収縮を起こしにくい利点があります。
欠点としては、汗などの水溶性の汚れが取れにくいこと。
特に夏のスーツなど、汗で汚れたものの場合、ドライクリーニングだけでは、汗の汚れ、ニオイが取れません。
冬用であっても、直接肌に触れるズボンは汗で汚れています。
そんなスーツの汚れを取るには、ウェットクリーニング、つまり水洗いがおすすめです。
お店によっては、「汗抜き加工」「水洗い加工」など呼び方が異なりますが、1点数百円プラスでやってもらえます。
スッキリさは、ずいぶん違います。
衣替えの時に、水洗いをして保管することをおすすめします。
スーツがクリーニングから戻ってきたらチェックするポイント
ボタンなどの付属品がなくなっていないかチェックしよう!
戻ってきたスーツをクローゼットにかける前に、チェックしましょう。
次のシーズンに着た時初めて、ボタンが取れているのに気づいても、後の祭りです。
気づいたら、即連絡を取りましょう。
色落ち、破れ、汚れ、シミ、ニオイなどをチェックしよう!
予想外の色落ち、破れやホツレ、ニオイ移り、シミなどがないかしっかり確認しましょう。
戻ってきたらすぐに、これらのチェックをして、トラブルがあれば即連絡しましょう。
宅配クリーニングでは、トラブル次第では再クリーニングをしてもらえますが、時間が経ってからでは依頼できません。
スーツを正しく保管しよう!
クリーニングから戻ってきたときにかかっているビニールのカバーを外しましょう。
そのまま、クローゼットに入れると、湿気がこもり、カビなどの原因になります。
クローゼットにしまう前に、外しましょう。
ハンガーを立体的のものに取り替えましょう!
クリーニングから戻ってきたときのハンガーを、スーツの幅にあった立体的なスーツ用ハンガーに取り替えましょう。
ズボンはズボン専用ハンガーにかけましょう。
センターラインに沿っておりたたみ、逆さにつるすと膝のしわが伸びます。
ポケットの中身をチェックしてからクローゼットに!
ポケットに物が入ったままだと、型崩れの原因になります。
チェックしましょう。
毎日、着続けない!
靴は、毎日履き続けると、傷みが早いです。
スーツも同じです。
せめて、隔日に着ましょう。
スーツが長持ちしますよ。
一日の終わりにはブラッシングを!
1日中着ていたスーツを脱いだら、ハンガーにかけ、ていねいにブラッシングをしましょう。
ホコリ、汚れが取れます。
毛玉、テカリ防止にもなります。
繊維の流れにそってブラッシングしましょう。
シワは早めにスチームアイロンで取りましょう!
たとえ高価なスーツでも、シワだらけのスーツはだらしなく見えますよ。
シワが固定しないうちに、早め早めにケアしましょう。
スチームアイロンをお持ちなら、スチーム機能でシワを伸ばしましょう。
もし、お持ちでなければ、霧吹きとアイロンでもできます。
ただし、アイロンプレスをするときには、必ず当て布をしてくださいね。テカリを防ぎます。
ホコリ防止には、スーツ専用カバーを!
クリーニングからついてきたビニール製のカバーは通気性が悪いので、不織布など通気性のいいカバーをかけましょう。
湿度と日光を避け、吊るして保管!
湿度が高いところはカビや虫食いの原因になります。
直射日光の当たるところでは、色あせの原因になります。
吊るして保管すれば、型崩れが防げます。
防虫剤を利用しよう!
特に、シーズンオフ中の保管の場合、防虫剤を利用しましょう。
虫食いを防ぎます。
今は無臭性の防虫剤も出ていますから、防虫剤特有のニオイも気になりません。
まとめ
高価なスーツは、ビシッと決まってかっこいいです。
上質のスーツを、ていねいに大事に着ましょう。
そのためには、適切なお手入れ方法、保管方法が大切です。
ぜひ、参考になさってください。